学情は、2025年3月卒業（修了）予定の大学生・大学院生を対象に「内々定の獲得状況」についてアンケート調査を実施し、その結果を発表した。
3月末時点の内々定率は「53.7％」。前月調査から15.6ポイント増
2025年卒学生の4月度の内々定率（3月末段階）は「53.7％」と、3月1日の採用広報解禁から1ヵ月で5割を超える結果となった。2月末時点から1ヵ月で15.6ポイント伸長している。
文理別では、理系の内々定率が「63.4％」と6割を超える結果に。文系も「49.0％」と5割に迫っている。
1人あたりの内定（内々定）獲得平均社数は「2.28社」。前年より1ヵ月早く2社を超える
内々定獲得済学生の1人あたりの内定（内々定）獲得平均社数は「2.28社」だった。前年同時期の1.86社より0.42社多くなっている。昨年、1人あたりの内定（内々定）獲得平均社数が2社を超えたのは1ヵ月後の5月度（4月末調査）だった。
また、内々定を2社以上獲得している学生のうち、「55.8％」が内定（内々定）獲得企業に強く入社を希望している。
就職活動率は「75.6％」で前月より11.0ポイント減。内定（内々定）を獲得し、就活を終了した学生は「19.5％」と2割に迫る
就職活動率は「75.6％」で前月より11.0ポイント減。内定（内々定）を獲得し、就活を終了した学生は「19.5％」と、2割に迫っている。志望度の高い企業から内々定を獲得し、就職活動を終える学生が増えてきていると考えられる。
なお、同調査の概要は次のとおり。
- 調査期間：2024年3月25～31日
- 調査対象：2025年3月卒業（修了）予定の大学生・大学院生
- 有効回答数：354件
- 調査方法：インターネットでのアンケート調査
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