学情は、2025年3月卒業予定の大学生・大学院生を対象に「内々定の獲得状況」を調査した。
12月末時点の内々定率は25.0%
12月末段階の内々定率は25.0%であった。前年同時期の17.9%と比べると7.1ポイント上回っており、2023年中に4人に1人が内々定を獲得していることが分かった。また、文理別では、文系が24.1%、理系が26.8%であったという。
内々定企業の応募のきっかけは「就職サイトで知って」が最多
内々定企業の最終面接を受けた時期は、11月(39.5%)、12月(39.7%)と、両月で8割近くを占めた。夏のインターンシップやオープン・カンパニー参加者を早期選考に呼び、年内に内々定を出そうと最終面接を年末に行った企業が多かったようだと同社は述べている。また、内々定企業への応募のきっかけは、「就職サイトで知って」が55.8%と過半数を占めており、「就職サイトが主催するイベントで話を聞いて」(20.2%)が続いた。
なお、同調査の概要は次のとおり。
- 調査期間:2023年12月25日~31日
- 調査機関:株式会社学情
- 調査対象:2025年3月卒業予定の大学生・大学院生
- 有効回答数:385件
- 調査方法:インターネットでのアンケート調査
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