jiniusは、採用選考業務のBPaaS「yomitoki」の提供開始を発表した。
yomitokiとは、生成AI搭載の面接サポートツール「yomitoki クラウド」と、プロ人材による選考業務代行「yomitoki Pro」を組み合わせたサービス。企業の課題や状況に応じて、これらのサービスを柔軟に選択し活用できるという。
yomitoki クラウドを使用して面接を行うと、面接対話データとその分析結果が自動的に蓄積され、さらにyomitoki Proを合わせて活用するとそのノウハウも同時に蓄積される。これにより、企業はこれらの情報を採用活動に活用することができるという。
サービスの特徴は次のとおり。
AIによる面接サポート
客観性と大規模データの情報処理能力で、約2万文字の面接内容をAIが分析。人では気づきにくい発言内容の背景、思考過程、発言の一貫性などを読み解き、自社の採用基準に照らし合わせて最大60の評価観点と5段階のレベルで候補者を判定するという。
また、経歴、転職理由、志望動機、希望条件、転職活動状況の5つの項目に合わせて内容を自動整理したり、録画や文字起こしの記録と合わせて可視化したりできる。
プロ人材による選考関連業務の代行
書類選考や面接などのスクリーニング業務から、応募者とのコミュニケーション、面接日程の調整といったオペレーション業務まで、プロ人材が対応する。また、yomitoki クラウドの初期設定や運用もすべてプロ人材が対応するため、導入にかかる作業工数はほぼないという。
必要なサービスだけ利用可能
yomitoki クラウド単体、yomitoki クラウド+スクリーニング業務+オペレーション業務、yomitoki クラウド+オペレーション業務のみなど、yomitoki クラウドをベースに自社の状況に合わせて必要なサービスを選択し、利用することができる。
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