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HRzine Day 2024 Summer セッションレポート | #2(AD)

人的資本経営を支えるカオナビ 個を活かす組織開発の実現に向けたタレントマネジメントのポイントとは

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カオナビで実現する個別最適な人材育成

 一般的なカオナビ活用の第1ステップは「いまある情報の一元化」である。データを見える化し、活用するための土台を整えたうえで、最新の人材データを収集していく。そのうえでさらに重要なのが「システムの使い勝手の良さ」だと新田氏。どれだけ分かりやすく簡単にデータを活用できるかがポイントになる。

 新田氏は、カオナビの画面を実際に表示しながら、分かりやすさにこだわったUIを紹介した。

 カオナビという名のとおり、画面には従業員の顔写真が並ぶ。顔写真をクリックすると、その従業員のデータが集約されたページが表示される。育成の履歴やスキルの情報、これまで携わったプロジェクトなどを把握できる仕組みだ。

 こうした従業員データはPDFやExcelといった既存のファイルで格納したり、テキストベースで更新したりできるほか、CSVで一括更新することも可能。また、画面のレイアウトは使いやすいようにカスタマイズできる。

 また、従業員ごとの360度評価の結果をグラフィカルに表示できる機能も紹介された。次図のグラフの緑色が自己評価で、黄色と赤が他の評価者からの評価を表している。

 「この例でいえば、課題解決のスキルに関して、自身では評価を低くつけているが、周囲からの評価は非常に高い。課題や伸びしろに従業員自身が気づいて、主体的に動く仕組みをつくれます」(新田氏)

 こういった人材データの一元化・可視化の次に大事なのが「情報の集約」である。新田氏は、情報集約のための1つの機能として「パルスサーベイ機能」を紹介した。

 「今の仕事に対してやりがいを感じているか」「能力が身に付くと感じているか」といった質問に定期的に回答してもらい、従業員のエンゲージメントがどのように移り変わっているのか把握する。

 カオナビではパルスサーベイ機能で収集した結果を自動集計し、過去の調査結果からの推移を視覚的に把握することも可能だ。サーベイ項目は自由に設計できるが、カオナビが蓄積した知見をもとにしたテンプレートを用意。最初はこれを参考に設問をつくる企業も多いという。

 続いて紹介されたのは「eラーニング機能」。人材データを集めて、従業員ごとの伸ばすべき能力が見えてきたら、何かしらの育成施策を打つ必要がある。その手段の1つとして、eラーニングの活用も効果的だ。

 カオナビでは従業員に向け、受講の必須・任意を設定したうえで講座を配信可能。ラーニングライブラリには、スライドや動画を自由に貼り付けられるため、外部の動画やすでに使っているeラーニングシステムの教材も組み合わせて活用できる。

 また、適切な人材配置のための「ポジションマッチング機能」も、組織開発においてポイントとなる。これは、単純に従業員を検索するだけでなく、ポジションに必要な条件を設定して検索すると、候補者の条件との合致度を可視化してくれる機能だ。すべての条件は満たしていないが一部にマッチしたというメンバーも表示されるため、伸びしろを見込んだ大抜擢を検討することも可能である。

 さらに、特定の条件で絞り込むだけでなく、組織全体の人材をマッピングできる「クロス集計機能」も持つ。たとえば、横軸は「部署」、縦軸は「評価」と設定して、どのグループにどんなメンバーがいるのか把握することで、異動や育成の計画を効率的に立てることができる。

 最後に、「集計機能」が紹介された。集めた統計データを活用するだけでなく、昨今では人的資本情報の開示も求められている。データの集計は「人的資本経営のサイクルを回していくうえで非常に重要」と新田氏は言う。

 自社の人材データが整理されると、他社と比較したときの自社の現在地を把握できるようになる。カオナビでは、他社の人的資本の開示データをまとめたオープンサイト「人的資本データnavi β版」を開いている。同サイトではたとえば、女性の管理職の割合の平均を一目で把握できる。新田氏は、「自社のデータを可視化しながら、こうした市場の潮流を踏まえて向かうべき方向を定めてほしい」と提言した。

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この記事の著者

岡田 果子(オカダ カコ)

IT系編集者、ライター。趣味・実用書の編集を経てWebメディアへ。その後キャリアインタビューなどのライティング業務を開始。執筆可能ジャンルは、開発手法・組織、プロダクト作り、教育ICT、その他ビジネス。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:株式会社カオナビ

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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