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大企業の7割が「若手社員の離職対策を実施」も半数が退職の兆候を把握できず—リーディングマーク調べ

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 従業員サーベイ「ミキワメ」を提供するリーディングマークは、大企業の人事担当者を対象に「大企業の若手社員の離職対策に関する実態調査」を実施した。

大企業の7割が「若手社員の離職対策を行っている」

 勤め先で若手社員の離職への対策を行っているかを質問したところ、「積極的に対策を行っている」が24.1%、「対策を行っている」が45.9%となった。

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離職対策は「定期的な1on1面談の実施」が最多

 前問で「積極的に対策を行っている」「対策を行っている」と回答した人に、実施している対策を聞いたところ、「定期的な1on1面談の実施」が76.9%で最も多く、次いで「メンター制度の導入」が57.5%、「フィードバックを重視した評価制度の導入」が52.8%と続いた。

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効果を感じた対策も「定期的な1on1面談の実施」が最多

 実施している対策の中で、最も効果を感じたものを聞いたところ、「定期的な1on1面談の実施」が36.8%で最多となり、次いで「メンター制度の導入」が16.0%、「フィードバックを重視した評価制度の導入」が9.0%と続いた。

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離職対策の課題、「若手社員の価値観を理解できていない」

 対策を行う中で、現在課題に感じていることを質問したところ、「若手社員のニーズや価値観を十分に理解できていない」が48.1%で最も多く、次いで「管理職やリーダー層の理解と協力が不足している」が45.8%、「長期的な効果が見えにくい」が41.5%、「離職理由の正確な把握が難しい」が41.5%と続いた。

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 さらに、自由記述のコメントでは次の回答が寄せられた。

  • 38歳:部署を超えた会社全体での取り組みが必要
  • 50歳:退職理由が多様で対策が、絞りきれない
  • 44歳:若年層時の年収の高さで競合に負ける
  • 29歳:人事主導の定期面談やフォローアップの前に退職希望がでてしまう
  • 46歳:やりたい事の意識が強く、やりたくない仕事の嫌悪感が強い
  • 60歳:離職理由を明確につかめないので、次の発生に生かせない
  • 62歳:複合的な退職事由が交錯する中、対策が総花的になりがち

若手社員の離職理由で予想外だった理由

 近年の若手社員の離職理由として、予想外に感じたものがあるか聞いたところ、最多は「ワークライフバランスの取り過ぎによるキャリア成長への不安」が34.7%、「リモートワークによる孤立感や孤独感」が27.1%、「スキルやキャリアアップの機会が多すぎて疲弊した」が23.4%と続いた。

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 また、自由記述では次の回答があった。

  • 25歳:配属先が思っていたところと違った
  • 65歳:上司とのコミュニケーションが悪い
  • 46歳:女子に必要以上に干渉され苦痛だったという例があった
  • 36歳:教えてもらったことが新しくなるスピード感が早い
  • 63歳:通勤の軽減
  • 65歳:当社の業務内容が、応募時に考えていたものと大きく乖離していたことが原因であった
  • 50歳:これも個人によるが、構ってほしい、と考えている若手社員が存在すること。それがないことが、退職理由となっている

半数以上が、若手社員の離職の兆候を把握できていない

 勤め先では、若手社員が離職を検討している兆候を把握できているかを質問したところ、「全くできていない」が6.6%、「あまりできていない」が46.2%と、合わせて半数を占めた。

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若手社員の離職を防ぐために注力していきたいこと

 若手社員の離職を防ぐために、今後どのようなことに注力していきたいと考えているかを質問したところ、「面談の回数を増やす」が38.3%と最も多く、次いで「定期的なフィードバックと評価プロセスの改善」が36.3%、「社員1人ひとりの状態を把握する調査ツール(サーベイ)の導入」が34.7%と続いた。

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 なお、調査の概要は次のとおり。

  • 調査名称:大企業の若手社員の離職対策に関する実態調査
  • 調査方法:IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング「リサピー」の企画によるインターネット調査
  • 調査期間:2024年8月20日〜22日
  • 有効回答:大企業(1000名以上)の人事担当者303名

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HRzine編集部(エイチアールジンヘンシュウブ)

労務管理から戦略人事、日常業務からキャリアパス、HRテクノロジーまで、人事部や人事に関わる皆様に役立つ記事(ノウハウ、事例など)やニュースを提供しています。

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