Colorida Styleは、リフレクトと業務提携を行い、生成AIを活用したダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DE&I)に関する研修の振り返りツールを開発した。
同ツールでは、これまで難しいと言われていた研修後のアクションプランの進捗を可視化し、受講者の変化を定量化することで、企業のDE&I推進をより効果的にサポートするという。ツールの特徴は次のとおり。
生成AIによる振り返り支援
同ツールでは、研修受講後、定期的(週1回程度)に研修で設定したアクションプランの進捗や研修で学んだ内容を振り返り、AIからのフィードバックを通じて理解を深められる。AIは研修内容に基づき設定した評価軸にて、振り返り内容の数値化および総評を行ったうえで、次回振り返りまでのアクション提案まで行うという。
また、英語での振り返り・フィードバックも可能なため、外国籍社員の多い企業もカスタマイズ不要で利用可能だとしている。
組織状態も合わせて可視化
同ツールでは、振り返りコメントをAIにて評価することに加えて、受講者の研修後のアクションプランの進捗、業務状態(量・分担・質など)の定量モニタリングも行う。振り返りコメントだけでなく、組織の状態も定期モニタリングすることで、組織内の課題の可視化、フォローアップの要否を判断することが可能だという。
自社の見えていなかった課題が分かる
同ツールにて得られたデータを分析することで受講生個人としても組織全体においても改善を見える化し、社内全体で変化へのモチベーションを高めることが可能。加えて、日々の振り返りコメントを分析することで、組織内に生じているリアルな声や顕在化していない課題もいち早く拾えるとしている。
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