キャリタスは、26卒予定の大学4年生(理系は大学院修士課程2年生含む)を対象に、6月1日時点での就職活動状況や就職意識について調査した。
6月1日時点の内定率は83.7%
6月1日時点で、内々定を含む内定率は83.7%。前年同期実績の85.2%をやや下回るものの高水準だった。また、就職活動終了者は全体の62.0%。継続者は「内定あり」「内定なし」を合わせて38.0%となった。
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内定保持者が就職先を決めていない理由
内定を保持しながらまだ就職先を決めていない理由について、「本命企業がまだ選考中」が33.4%で最多となり、次いで「自分に合っているか分からない」が23.9%と続いた。
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就職活動を継続する学生の進捗度合い
就職活動を継続している学生に進捗度合いを聞いたところ、「順調」と感じている学生が49.8%、「苦戦」と感じている学生が50.2%で拮抗していることが分かった。
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なお、調査の概要は次のとおり。
- 調査対象:2026年3月に卒業予定の大学4年生(理系は大学院修士課程2年生含む)
- 回答者数:1056人(文系男子205人、文系女子462人、理系男子248人、理系女子141人)
- 調査方法:インターネット調査法
- 調査期間:2025年6月1~5日
- サンプリング:キャリタス就活学生モニター2026
- 調査実施:キャリタス/キャリタスリサーチ
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