パーソルキャリアは、同社が運営する調査機関「Job総研」において、302人の社会人男女を対象に「2026年 新卒の給与に関する意識調査」を実施。勤務先での新卒給与の引き上げ有無やそれに対する印象・転職意欲への影響、また、新卒の給与が既存社員よりも高くても納得できる条件、新卒の給与引き上げに対する必要性や賛否などを調べた。
調査結果は以下のとおり。
勤務先で新卒の給与引き上げ有無
全体の50.0%が勤務先で新卒の給与が「引き上がる」。新卒のほうが高給の場合「やる気」「転職意欲」に影響。
新卒のほうが高給の場合の不公平感
全体の87.5%が新卒のほうが高給の場合「不公平を感じる」。その理由は「経験年数が違うから」。
新卒のほうが高給の場合の納得感
全体の72.2%が新卒のほうが高給の場合「転職を検討する」。一方で25.8%が「条件次第で納得できる」。
新卒のほうが高給でも納得する条件
全体の49.7%が新卒給与との差額を「許容できない」。それでも納得する条件は「自分達の給与も上がる」。
新卒の給与引き上げの必要性
全体の78.2%が新卒の給与引き上げは「必要」。理由は「人材確保のため」「物価が上がっているから」。
新卒の給与引き上げの賛否
全体の73.5%新卒の給与引き上げに「賛成」。賛成派の勤続年数別では「16年以上」が最多。
同調査の結果を受け、Job総研は「新卒の給与引き上げは必要な取り組みとして受け止められている一方で、既存社員を含めた給与全体のバランスや納得感の確保がこれまで以上に重要になっていることが分かった。今後は、単に給与を引き上げるだけでなく、社員が納得できる仕組みづくりが求められていくと考えられる調査結果となった」と述べている。
【調査概要】
- 調査対象者:現在就業中のJobQ Town登録者
- 調査条件 :全国/男女/20~50代
- 調査期間 :2026年3月18日〜3月23日
- 有効回答数:302人
- 調査方法 :インターネット調査
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