コミュニティオは、同社が提供するNewCommunicator(以下、ニューコミュニケーター)を大成建設に提供したと発表した。
ニューコミュニケーターは、Microsoft Teams(以下、Teams)にて一斉配信とセグメントを絞り込んだターゲット配信が可能となる機能。配信メッセージに対する受信者の開封率や、リンククリック履歴の捕捉も可能で、複数チャットへの出し分けも実現できる。
大成建設では、Teamsが従業員同士のコミュニケーションプラットフォームとして広く浸透している一方で、社内に情報を伝達するための手段は、メールや社内イントラでの回覧に限られていたという。そのため、経営方針などの重要事項の発信時にも、従業員への情報到達度合いや開封状況を正確に把握できない点が課題であった。また、部署単位で異なる重要情報の配信業務において、人事異動などを反映した最新の配信宛先をアップデートするための作業工数が発生しており、業務効率化の観点からも、情報発信業務の見直しニーズが高まっていた。
そこで、日常的に利用するTeamsを通じた全従業員への一斉配信機能とともに、属性に応じて宛先を絞り込んで配信するターゲット配信機能も備えている点から、ニューコミュニケーターを導入。宛先はセキュリティグループで管理できるため、人事異動などに伴う所属属性管理について、部署毎の作業を大幅に削減することが期待できる。さらに、CSVファイルアップロードによる配信先指定も併用することで、セキュリティグループよりも細やかな属性への配信も使い分ける。
また、レポート機能が標準搭載されているため、課題であった従業員への到達度合いやメッセージの開封状況を把握できるようになる。
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