SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

HRzine Day(エイチアールジン・デイ)は、人が活き会社が成長する人事のWebマガジン「HRzine」が主催するイベントです。毎回、人事の重要課題を1つテーマに設定し、識者やエキスパードが持つ知見・経験を、参加者のみなさんと共有しています。

直近開催のイベントはこちら!

HRzine Day 2024 Winter

2024年2月1日(木)12:00~17:40

主要製品スペック一覧

人事業務の効率・確度・精度を高めるために欠かせないHRテクノロジー。その主な製品の機能を分野ごとに比較できる資料群です。製品検討の参考資料としてご活用ください。

人事労務管理システム<br>主要製品スペック一覧 2023

人事労務管理システム
主要製品スペック一覧 2023

その他のスペック一覧

タレントマネジメントシステム<br>主要製品スペック一覧 2023

タレントマネジメントシステム
主要製品スペック一覧 2023

採用管理システム<br>主要製品スペック一覧 2023

採用管理システム
主要製品スペック一覧 2023

IT人材ラボニュース

AI/機械学習、IoTへの新規投資意欲が拡大、国内企業の3割超がIT予算を増額―ITRが調査結果を発表

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
  • hatena

 この調査は、ITRが2017年8月17日から9月3日にかけて実施された。同社の顧客企業や主催セミナーへの出席者、ならびにWeb調査の独自パネルメンバーなどのうち、国内企業のIT戦略・IT投資の意思決定に関与する人にWeb経由で回答を呼びかけたところ、2554人から有効な回答を得た。

IT予算を増額した企業が3割を超える

 定点観測として行われているIT予算については、2017年度(2017年4月〜2018年3月)について、前年度から「増額」とした企業の割合が34%となり、前年調査の2016年度の値(28%)から大きく上昇し、3割を超えている。「減額」とした企業の割合は、前年調査の結果からさらに下回り、2001年の調査開始以来でもっとも低い水準になったという。さらに、2018年度(2018年4月〜2019年3月)に向けた見通しでは、2017年度と同様であり、総合的にIT予算の増額傾向は継続すると予想されている。

 IT予算の増減傾向を指数化した「IT投資増減指数[1]」を見た場合も、2016年調査時の予想値「1.73」を大きく上回る「2.58」となり、2009年度以降では最高の水準となった。

IT予算額増減傾向の経年変化(出典:プレスリリース)IT投資増減指数の変化(出典:プレスリリース)
(上)IT予算額増減傾向の経年変化、(下)IT投資増減指数指数の変化(出典:プレスリリース

AI、IoTの導入、働き方改革は既存IT部門の関与度が低くなると予想

 また、クラウドサービス、サイバーセキュリティ、人工知能(AI)、IoTなど、昨今課題となっている7つのテーマについて、推進役を担うべき部門や組織を問うたところ、いずれのテーマも既存のIT担当部門が推進役を担うべきだという回答がもっとも多くなった。特に、「クラウドサービスの導入・利用拡大」と「サイバー・セキュリティへの対応」においては、50%を超える高い割合を占めることが明らかになったという。ただし、人工知能(AI)、IoTの導入、デジタル・ビジネス、働き方改革といったテーマに関しては、既存のIT部門が中心的な役割を担うべきとした割合が半数を割り込み、相対的に見て、既存のIT部門による関与度が低くなることが予想されている。

課題テーマについて中心的な役割をになうべき部門(出典:プレスリリース)
課題テーマについて中心的な役割をになうべき部門(出典:プレスリリース

「AI/機械学習」と「運用自動化」に対する高い投資意欲

 製品/サービスの投資意欲を確認するために、110項目について現在の導入状況と今後の投資意欲を問い、その回答をもとに、導入済み企業における次年度に向けた同士額の総額傾向を「投資増減指数」、未導入企業における次年度に向けた導入意欲の度合いを「新規導入可能性」として、それぞれ算出してマッピングしたのが下図になる。

製品/サービスに対する投資意欲(OS/ミドルウェア分野)(出典:プレスリリース)
製品/サービスに対する投資意欲(OS/ミドルウェア分野)(出典:プレスリリース

 この図からは、各種OSや基盤系ソフトウェア、管理ツールなどを含むOS/ミドルウェア分野では「AI/機械学習」と「運用自動化」の項目が前年からの高い投資意欲をさらに伸ばし、新規導入可能性および投資増減指数ともに上位になった。また、調査項目に新しく追加された「ディープラーニング」と「ブロックチューン」は新規導入可能性において、投資意欲が高いことが明らかになった。

 これらの調査結果が含まれたレポートの詳細は、11月中旬に発売が予定されている「国内IT投資動向調査2018」に掲載されている。

[1]:指数の定義は、2015年度までは「20%以上の減少を−20、20%未満の減少を−10、横ばいを0、20%未満の増加を+10、20%以上の増加を+20として積み上げて回答数で除した値」。2016年度以降は「20%以上の減少を−20、10%から20%未満の減少を−15、10%未満の減少を−5、横ばいを0、10%未満の増加を+5、10%から20%未満の増加を+15、20%以上の増加を+20として積み上げて回答数で除した値」。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
  • hatena
関連リンク
IT人材ラボニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

IT人材ラボ(アイティージンザイラボ)

IT⼈材の「採⽤・育成・活⽤・評価」に役⽴つ記事(ノウハウ、事例など)やニュース、現場の声をまとめた調査レポートなどのコンテンツを、毎日お届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事をシェア

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
  • hatena
HRzine
https://hrzine.jp/article/detail/693 2017/10/06 10:08

Special Contents

AD

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

HRzine Day(エイチアールジン・デイ)は、人が活き会社が成長する人事のWebマガジン「HRzine」が主催するイベントです。毎回、人事の重要課題を1つテーマに設定し、識者やエキスパードが持つ知見・経験を、参加者のみなさんと共有しています。

2024年2月1日(木)12:00~17:40

イベントカレンダーを見る

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング