テックタッチは、企業向けAIプラットフォーム「Techtouch AI Hub」の機能を強化し、一連の業務プロセスをAIが代行する「業務代行AIエージェント」を搭載したと発表した。同機能は、経費精算・勤怠管理・間接材購買・人事など、企業で日常的に発生する複雑なバックオフィス業務をAIが自動で処理・補助するもので、業務の効率化と品質向上を目指す。
近年、働き方の多様化や制度変更の頻度増加により、バックオフィス業務は煩雑化し、入力ミスや規定違反、差し戻しの増加が課題となっている。これまでテックタッチは、企業の業務システム操作を支援するデジタルアダプションプラットフォーム「テックタッチ」を提供していたが、さらなる業務自動化ニーズを受け、業務代行AIエージェントとして業務そのものの自動化を推進する。
今回の機能強化では、AI補助機能と業務代行エージェントの双方を拡張することで、AIによるバックオフィス業務の支援・自動処理を可能にした。すでに「勤怠管理エージェント」「出張費精算エージェント」「購買申請エージェント」「人事評価エージェント」が利用可能になっている。
機能は「AI補助機能」と「AI自動処理エージェント」で構成されており、それぞれ次のように活用できるという。
①AI補助機能の具体例
- AI-OCRによる自動入力:領収書アップロード時、AI-OCR(光学文字認識)が自動で日付や金額などを読み取り、入力作業を支援する。
- リアルタイム入力サポート:申請時の規定違反や入力漏れを検知し、従業員の入力をリアルタイムでサポートする。
②AI自動処理エージェントの具体例
- 出張費精算エージェント:領収書データを読み取り、自動で金額・支払日などの基本的な情報の自動入力。加えて、宿泊費と宿泊税などの複数税率の領収書の明細化対応も自動実行することで、経費精算にかかる業務時間を大幅に短縮する。
- 勤怠管理エージェント:勤怠表データに基づき、深夜勤務時の備考欄記載が対象業務に該当するかどうかや、時間外労働45時間超の場合の勤務コードや休暇種別の選択などが自社規定に沿っているか、といった複雑な労務規定チェックをAIが自動で実行する。
- 購買申請エージェント:購入内容と申請内容の矛盾や必要な添付資料の判断など、申請ミスパターンを自動で検知し、差し戻し件数の大幅な削減に貢献する。
サービス利用料金は個別見積もり。既存のテックタッチ契約者は、カスタマーサクセス担当者への問い合わせを通じてサービス案内を受けられる。
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