TalentXは、採用候補者データを経営資産へと転換し、AIと人事が共存しながら「タレントアクイジション(持続的な優秀人材の獲得)」を実行する「AIネイティブ採用」構想を発表した。構想のコンセプトは「AIはつながりを駆動し、人間はエンゲージメントを」。その実現に向け、TalentXがこれまで提供してきた3つのプロダクトを統合し、統合型タレントアクイジションプラットフォーム「MyTalent Platform」としてブランドを刷新する。
AIネイティブ採用構想について同社は、AIを単なる業務効率化ツールではなく、採用戦略の中核エンジンとして活用することで、AIと人事が役割を分担しながら採用活動を高度化する採用モデルと説明。AIがオペレーションや分析を担うことで、人事は候補者との関係構築や動機形成など、人間にしかできない価値創出に集中できるという。
MyTalent Platformを構成する3つのプロダクトは次のとおり。
- MyTalent CRM:過去の候補者・潜在候補者をタレントプールとして蓄積し、AIが最適な候補者を自動推薦。採用データを「消える費用」から「積み上がる資産」へと転換する中核エンジン。
- MyTalent Brand:採用サイトや社員ストーリーを作成し、候補者認知から獲得までを一気通貫でデータ化することで「自社のファン化」を自動化。
- MyTalent Refer(MyRefer):AIが社員のエンゲージメントに基づきリファラル採用を活性化。
これらを横断するAI機能を強化し、企業の採用活動を部分最適から全体最適なタレントアクイジションへと進化させる。統合は名称変更を目的としたものではなく、採用を「管理」から「経営資源の創出」へ進化させる思想転換として実施するものだとする。既存サービスを利用中の顧客における契約内容および提供機能に変更はない。

2026年3月末には、採用をオペレーションとしての「管理」から、候補者のエンゲージメントを高める「体験」へさらに進化させる新モジュールを公開予定。同社は、「今後もプラットフォーム全体におけるAI機能の高度化を進め、採用意思決定の精度向上やデータに基づく候補者体験の最適化、そして経営戦略において重要な採用ROIの可視化を実現し、企業の持続的な成長を支援していく」と述べている。
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