対象となるのは、2017年卒の新卒採用テクノロジーコース(エンジニア採用)での就職希望者。これまで同社ではエンジニア採用においても、グループワークを伴う会社説明会への参加をエントリーおよび1次選考としてきたが、2017年卒エンジニア採用においてはこれを廃止し、代わりに1次選考としてオンライン実技試験を実施する。
オンライン実技試験の導入について、サイバーエージェントは「近年、学生の技術スキルの習熟が進んでおり、高い技術を有する地方や海外に在住する学生のエントリーを可能にし、広くエントリーを募ることを目的としたもの」と説明。インターネット接続環境であれば、どこからでも試験を受けることができるようにした。
試験は、受験者がクラウドサーバに開発環境を自由に構築し、試験時間内に指定された仕様を満たす実装を行うというもの。コンピュータの操作スキルや、仕様の読解能力、基本的なプログラミングスキルを確認する。
ただし、選考はオンライン実技試験のみでなく、過去の研究レポートや制作物などの任意提出も受け付けて、総合的に行うという。また、1次選考通過後に実施する面接もオンラインで受けることができ、来社が必須なのは最終面接の1度のみとしている。