「2020年卒マイナビ大学生就職内定率調査」は、2020年3月卒業見込みの大学4年生、大学院2年生を対象に、5月25日~31日の期間に実施され、7375名(文系男子1657名、文系女子3254名、理系男子1420名、理系女子1044名)から有効回答を得ている。
調査結果によれば、2020年卒学生の5月末時点での内々定率は61.8%(2019年卒5月:60.3%)だった。文理男女別の比較では、理系学生(男子70.2%、女子70.0%)が文系学生(男子57.8%、女子56.0%)を大きく上回っている。また、理系学生では学部生が65.2%だったのに対して大学院生が77.6%と、約8割の学生が内々定を獲得しており、進捗が早いようだ。
全体の平均内々定保有社数は1.9社と前年同月と変わらず、未内々定者を含む就職活動を継続する学生は72.0%と、文系学生を中心に活動は依然として活発といえるだろう。