エバーバンクは、面接日程の調整を自動化できる採用管理ツール「Ever Navi(エバーナビ)」を7月28日より提供開始した。
Ever Naviには、ロボットがGoogleカレンダーとAPI連携を行い、面接官や人事担当者など必要な人の空いている日程を検索し、自動で読み上げたり、内蔵電話から電話したりする「ロボット電話機能」が搭載されている。また、SMSで日程を自動で送り、求職者が日程を選択することもできる。これらの機能によって、求職者から応募があった際に、面接日程調整からカレンダー反映まで全て自動化する。
システム上で電話の発信、受信が可能。最近ではリモートワーク導入企業も多く、個人情報漏洩防止の観点から電話番号をマスキングした状態で受発信ができる機能を搭載した。また、リモートワークでの業務に必須である「オンライン面接」の機能追加も予定しているという。
エバーバンクによると、同社の採用担当者が調整する時間に手を取られている姿を見たことが、Ever Navi開発のきっかけになったという。また、他社の人事担当者からも「学生に連絡しても電話がつながらないことやLINEでの返信がないことも少なくないため、人事担当の残業が必須になっている」という声があった。人事担当者の生産性や効率を上げることにより、会社のメリットになると考えたと同社は、グループ会社であるコールフォースのIT通信技術と同社のソフトウェア開発を組み合わせて、面接日程を自動化する採用管理ツールを開発した。
利用プランは、無料・Light・Standard・Premiumから選べる。詳細は次のとおり。