ビジネスSNS「Wantedly」を運営するウォンテッドリーは、つながり管理アプリ「Wantedly People」利用ユーザーに対しアプリ内投票機能で実施した「働き方に関する調査」の結果を発表した。調査期間は2020年5月~7月、延べ6万1815名からの回答を得ている。
アンケートでは、「在宅で働くなら地方移住も検討できる」という回答が全年代平均で71%という結果となった。また、年代による地方移住に関する考え方に大きな差は見られなかった。
コロナで勤務時間が増えたと回答した人は、20代が39%と最も多く60代の約1.7倍。職種別では経理が50%と多く、営業の約2倍という結果になった。
作業環境への投資をしたという回答は、エンジニアが最も多く51%で、経理・総務の約1.5倍になった。
上司や同僚のブログがあれば読んでみたいと回答した人は、20代が60%となり50代の約1.7倍。職種別では人事が44%で、エンジニアの約1.5倍という結果になった。
会社の行動指針を言える割合に関して、管理職は27%でそれ以外の役職と比較し1.35倍ほど多くなっている。
同僚との関係作りで褒め合いを重視するという回答が一番多かった職種はマーケティングで78%。営業の約1.3倍という結果になった。
また、チームのコンディションを把握するサービスを使っている職種はマーケティングが30%と最も多く、経理の約3.8倍。また、業種別で見ると、情報通信業が22%と最も多く、医療・福祉と比較して約2.4倍の差がある結果となった。