シンクロは、8月11日に新会社「株式会社コラーニング」を設立した。デジタルマーケティング人材育成SaaS「コラーニング」を中心に、マーケティング組織づくりや人材育成、および、DXやデジタル推進の支援を行う。
同社のCEOには津下本耕太郎氏、CMOには西井敏恭氏が就任。Digital Marketing×EdTechスタートアップとして、「デジタルマーケティングを日本に根付かせる」をミッションに、よりスピーディーな事業拡大を目指す。
「コラーニング」は法人向けのデジタルマーケティング人材育成サービス。シンクロは、これまでCMO支援を中心に、多くの顧客企業の業績向上に努めてきた。その中で「現場の推進力」に課題を抱える企業が非常に多かったことから、人材スキル育成を中心に、組織作りの支援を行うケースが多数あった。その結果として蓄積された人材育成のノウハウを凝縮し、導入しやすい月額サービスとした。新卒研修から中堅社員の基礎固めなどを目的として、事業会社から広告代理店まで幅広い企業に利用されているという。
コラーニングの概要
- これまで多数の企業の業績アップを実現してきた独自の学習コンテンツ
- 双方向性のあるLINE型UIで学べる独自のe-ラーニングアプリ
- 管理者向けのダッシュボード(LMS)
- ワークショップ支援などの充実のカスタマーサクセス
- 価格は1社毎月10万円〜
また、8月19日に行われた日本スタートアップ支援協会主催のビジネスコンテスト「The JSSA Online MeetUp&Award Vol.30」では、エントリー企業およそ100社の中から最優秀賞に選ばれている。
シンクロの代表取締役でもある西井敏恭氏は、CMO就任にあたり次のように述べている。
「セミナーや動画、書籍などの手法だけでない、e-ラーニングの新しいやり方をずっと考えていたものが、ようやく理想の形になってリリースすることができました。日々変わるデジタルマーケティングに対応するために、ユーザーフィードバックの仕組みをいれてアップデートしたり、電車の中などで簡単に使えるスマホアプリの実装によってマイクロラーニングを繰り返すなど、SaaSならではの学習体験が可能になるサービスだと実感しています。安価に導入できて社会に役立つサービスを今後も作っていきたいと思っております」(西井氏)