PE-BANKは9月1日より、高スキルを持つITエンジニアに特化した人材派遣事業の強化を始めた。PE-BANKは30年以上、ITフリーランスという新しい働き方を提案してきた。
近年、IT人材の確保がより難しくなっている。少子高齢化が進みそもそも人材確保が困難になる中、IT技術は年々変化し、人材に求められるスキルや能力も多様化しているため、IT人材の需要構造に対応しづらくなっているからだ。また、大手企業を中心に、情報開示することが難しいとされる機密性の高い情報を取り扱う研究・開発へのITフリーランスの派遣を希望する企業が増加しているという。
そうした中で、PE-BANKは同社に所属する高スキルなITエンジニアの就業機会拡大に向けた派遣事業部を発足。従来では業務請負が不可能だった機密性の高い案件などをカバーする。
派遣契約の案件へ参画する場合、PE-BANKとエンジニアが有期雇用契約を結び、PE-BANKとクライアントの間で派遣契約を結ぶ形態となる。そのため、ITエンジニアは「これまで通り業務請負型(ITフリーランス)の働き方」あるいは「派遣人材としてPE-BANKと雇用契約を結ぶ働き方」を選択でき、これまで以上に自分にあった働き方が可能になる。また、利用企業にとっては、大きなプロジェクトを進める上で、必要不可欠だがなかなか集まらない、高スキルITエンジニアを、案件の特性に合わせた契約形態で確保できる。