学情は、2022年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生で「あさがくナビ2022(通年採用対応ジョブ型 インターンシップサイト)」へのサイト来訪者を対象に、就職活動での「OB・OG訪問」に関するインターネットアンケートを実施。OB・OG訪問を通して、業界理解や仕事理解を深めたいという意向が伺える結果となった。調査期間は2020年8月19日~8月31日で、809名から回答を得ている。
「オンラインでOB・OG訪問ができるサービスがあれば活用したいか」では、「ぜひ、やってみたい」52.0%、「どちらかというと、やってみたい」37.6%となり、89.6%が「オンラインでのOB・OG訪問」を活用したいと考えていることが分かった。「就職活動が上手くいった人の話を聞きたい」「働く企業への本音を聞きたい」などの声が寄せられており、OB・OG訪問を通して、就職活動を有利に進めたい、ミスマッチのない企業選びをしたいと考えていることが伺える。
OB・OG訪問で会いたい人は、「志望している業界の人」が最多で79.6%、次いで「志望している職種の人」70.8%。OB・OG訪問を通して、業界理解や仕事理解を深めたい意向が伺える。また、「志望している業界の人」や「志望している職種の人」が、「同じ学部・学科・コースの人」(45.5%)や「同じ学校出身の人」(42.5%)を上回っていることから、OB・OG訪問では、「出身大学や学部が同じ先輩の話を聞く」よりも、「志望業界や志望職種で働く先輩の話を聞く」ことが重視されていることが見て取れる。
OB・OG訪問で話したい・聞きたい内容は「就職活動に関するアドバイス」が77.4%でトップ。次いで「仕事内容・1日のスケジュール」72.1%、「社風・人間関係」67.3%、「仕事のやりがい」57.8%。この結果からは、仕事理解や企業理解につながる話を聞きながら、志望業界・志望企業の就職活動を乗り越えた先輩のアドバイスを得ることで、就職活動を有利に進めたいと考えていることが推察される。