アジャイルHRは、ニューノーマル時代に適合した人事制度を短期間で構築する「アジャイル流」人事制度構築サービスの提供を開始した。
同サービスを提供する背景には、新型コロナウィルス問題を契機とした「ニューノーマル」の進展がある。ニューノーマル時代に企業が成長し続けるためには、社員がより自律的に仕事に取り組むことが不可欠。また、一人ひとりが働きがいを感じ、成長を実感できることによって、会社への貢献意欲(エンゲージメント)を高めることを促進する人事制度が必要とされている。
企業には新しい時代に合った人事制度の知見を取り入れ、かつ自社にとって最適な形にデザインすることが求められている。しかし、社内にノウハウを蓄積し、新しい人事制度の検討を行うために多大な労力を費やす時間的余裕のない人事部門も少なくない。
そのような企業向けに、「最新のトレンド」と「自社にとって最適な在り方」を融合した人事制度を短期間で構築する同サービスを提供する。
サービス概要は以下のとおり。
①計画策定フェーズ
最初に3か月程度の期間で、新人事制度の基本コンセプトと実行計画を策定する。使用するメソッドは、同社の松丘啓司 代表のノウハウをベースとしており、社員数が1万人を超える大企業から数百人の中堅企業までの実績があるという。また、クライアントの代表者(経営層、人事部、現場のキーパーソンなど)に対する隔週のワークショップを中心に検討を進める(各回2時間程度)。ワークショップの場で意見を吸い上げ、論点をクリアにするため、納得感のある計画が策定できる。計画フェーズの費用は、300万円~500万円(税別)。
②実行フェーズ
計画策定後の実行段階での実施事項は計画の内容に依存するが、ITサポートについてはクラウドサービスの活用を前提とするため、費用を抑えて短期間での導入を可能とする。また、1on1などに関する既存の研修コンテンツを有効活用でき、準備に時間をかけない。社員数の多い企業に対しては、研修内製化サービスも提供する。実行フェーズの費用は主に人数規模により異なるため、計画フェーズ終了後に見積りを行う。