クラウド人事労務ソフト「SmartHR(スマートエイチアール)」を運営するSmartHRと、日本最大級の社会保険労務士の全国ネットワーク「PSR network(ピーエスアールネットワーク)」を運営するブレインコンサルティングオフィスは、企業が「社員が安心して働ける職場環境作り」を実施する際の支援を目的として業務提携した。
2019年より順次施行開始された働き方改革関連法により、企業の人事労務部門でクラウドソフト等のIT活用が進んでいる。しかし、「社内利用者からの問い合わせが多い」「従来のITシステムにおいて、自社での運用に支障が出る」となど、多くの企業が課題[1]を抱えている。このような状況を受け、SmartHRとブレインコンサルティングオフィスは、企業が行う「社員が安心して働ける職場環境作り」への貢献を目指し、企業の人事労務部門におけるクラウド人事労務ソフト活用を推進するため、業務提携に至ったという。
PSR networkは、社会保険労務士として企業をサポートしていく上で求められる情報やサービスをさまざまに提供しているサービス。また、SmartHRは人事労務の業務効率化および働くすべての人の生産性を向上させるクラウド人事労務ソフト。今回の業務提携により、ブレインコンサルティングオフィスに登録している社会保険労務士は、業務効率や生産性の向上を加味した人事労務業務の改善を目的に、企業に対してSmartHR導入提案をスムーズに行えるようになる。
注
[1]: 「新型コロナウイルス対応におけるITシステムの課題と今後のIT投資動向」インターネットイニシアティブ調べ