ココネは、自社の人事制度を「人事ハンドブック」として公開した。
同社はこれまで「飾って楽しむソーシャルサービス」や「飾る要素を持つゲーム」など、「キャラクター」が存在し、「コーディネート」要素を持ち、「遊ぶ」ことができるサービスに注力し、このジャンルを「CCP(Character Coordinating Playの略)」と定義して開拓してきた。サービスの企画・開発・デザイン・運営・マーケティングを全て自社で行い、CCPジャンルにおいては、世界的にもトップランクのノウハウと実績を有しているという。
また、「暮らすように働く」場所としてのオフィス空間の整備や、様々な取り組みも行ってきた。その根幹をなす人事制度(人事体系、評価制度、報酬制度、福利厚生に関するもの)について、導入の理由なども含めて、すべてをホームページ上に公開した。
なお、同資料の公開に至るまでの道程について聞いているインタビューの中で、同社 人事担当執行役員 北村公一氏は「世の中の人事ハンドブックで、実務の運用の部分のみがポンと記載されているものが多いと思うが、ココネのものは、会社としての価値感や、目指す会社像をまず手厚く説明することから入っている」を説明。また、「ここの根っこ(会社としての価値感や目指す会社像)の部分がとても大事で、共通の会社の価値感や、理念を実現するものとして人事体系が設計されている」と述べている。