RECCOOは、1月19日に新卒採用スカウトサービス「mikketa」を提供開始すると発表した。
mikketaは採用活動の工数削減に特化。Excel上でのフィルタ操作のような感覚で学生を絞り込める操作画面により、すばやくスカウトを行える。一人ひとりのプロフィールをじっくり見た上でスカウトを送信することも、条件に合致する学生に一括でスカウトを送信することも可能。
初年度の学生母集団は、キャリア教育支援NPOエンカレッジの登録学生を中心とした、全国の上位校在学生が約80%を占めるという。今後、徐々に学生層の幅を広げ、3年目には就活生全体の5分の1に当たる約8万人のユーザー獲得を目指す。
また、RECCOOでは、「スカウト型サービスを始めたいが、工数や採用予算が不足している」「条件に合うターゲットを厳選してアプローチしたい」「大学1年生から4年生まで幅広くアプローチしたい」「既存スカウトサービスだと、利用企業が多すぎて学生とマッチしない」といった課題を抱える企業に向くと述べている。
mikketaの機能は次のとおり。
「一括スカウト」で工数削減に
従来のスカウトサービスでは、担当者がメッセージ送付に割く時間は1通10~20分。平均的な歩留まりから逆算すると50~70時間にも及ぶ。しかし、そのほとんどは採用要件にマッチしない、もしくは自社に興味のない学生。mikketaでは、一括スカウト機能により、その工数を圧縮する。
【基本機能】
- Excelのフィルタリングと同じ感覚で、「大学グループ、文理、性別、卒業年度、志望勤務地、企業規模、志望業界、志望職種」などの条件を絞り込む
- 学生を「ログイン順、新規登録順、適性テスト結果順」で並べ替える
- 条件にマッチする学生へのスカウトを一括送信する
- 学生のプロフィールには、履歴書同等の情報に加え「学生時代に頑張ったこと」「自己PR」などの定性情報を記載。プロフィールから個別スカウトの送信も可能
- スカウトを受けた学生は、有効期限7日以内に「承諾」か「拒否」を選択
早期申し込みで「初期費用なし」の最小コストに
イベントや媒体掲載などに比べて、初期費用を抑えられる。また、スカウトの対象は22〜25卒。23卒の早期層にも無料でアプローチが可能で、長期インターンシップへの採用などで、直近の採用予算を気にせず試すことができる。
カスタマーサクセスが改善策を提案
スカウトにおいて追うべき指標は、スカウト送付数、スカウト開封数、スカウト承諾数の3つ。それぞれのプロセスのパフォーマンスを可視化したレポートをもとに、課題を明確化し、無理なく改善が図れる。
【基本仕様】
- カスタマーサクセスが併走し、改善策を提案
- 開封率が低い場合には、タイトルや画像のABテストやデザイン提案を行う
- スカウト承認率が低い場合には、ターゲットが集まるイベントやDM配信など、希望に応じて他施策の提案も可能
なお、新型コロナウイルス蔓延に伴う新卒採用市場への打撃を鑑み、1月中に申し込んだ企業に限り、本リリースより1年間、初期費用・月額費用無償にて提供する。そのほか、「上位校学生に刺さるDM配信のTips8選」や「全国上位大学の行事スケジュール」も提供する。