ビズリーチは「HRMOS WorkTech研究所」を設立することを発表した。これからの人事部門には従来の「HRTech」だけでなく、働く人一人ひとりの変化に対応し、自律的な活躍を支えるテクノロジーである「WorkTech」の導入が求められるとし、現在は得る機会が少ないWorkTechの活用例やノウハウを発信していく。
人材活用プラットフォーム「HRMOS」を通じて企業の人事業務を支援する中で、ビズリーチには人事部門から「働く環境の変化や働き方の多様化が進んでいるが、従業員の活躍をどのように支援すべきか」という声が多く寄せられてきたという。そこで同社は、WorkTechの活用や未来の人材活用のあるべき姿を研究し、人事部門の担当者にその情報を発信するHRMOS WorkTech研究所の設立を決定。企業の人事部門・経営者を対象としたWorkTech領域の意識調査と分析、企業の活用事例、AI技術の研究などに基づいた情報を発信する。
HRMOS WorkTech研究所の活動内容は次のとおり。
- 企業の人事部門・経営者を対象とした、WorkTech領域の意識調査と分析
- WorkTech導入による、企業の組織変化の分析と考察
- 学術領域との協働により、未来のWorkTech領域の牽引
- 採用活動、人財活用における各種統計データから導く働き方のトレンド予測
- ビズリーチにおける、ピープルアナリティクスの実践に基づいた考察
なお、HRMOS WorkTech研究所 所長にはビズリーチの友部博教氏が就任。同社 人事本部タレントマネジメント室でピープルアナリティクス施策の担当と同職を兼任する。