SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

HRzine Day(エイチアールジン・デイ)は、人が活き会社が成長する人事のWebマガジン「HRzine」が主催するイベントです。毎回、人事の重要課題を1つテーマに設定し、識者やエキスパードが持つ知見・経験を、参加者のみなさんと共有しています。

直近開催のイベントはこちら!

HRzine Day 2025 Summer

2025年7月29日(火)@オンライン

主要製品スペック一覧

人事業務の効率・確度・精度を高めるために欠かせないHRテクノロジー。その主な製品の機能を分野ごとに比較できる資料群です。製品検討の参考資料としてご活用ください。

eラーニング・LMS<br>主要製品スペック一覧 2024

eラーニング・LMS
主要製品スペック一覧 2024

その他のスペック一覧

人事労務管理システム<br>主要製品スペック一覧 2023

人事労務管理システム
主要製品スペック一覧 2023

タレントマネジメントシステム<br>主要製品スペック一覧 2023

タレントマネジメントシステム
主要製品スペック一覧 2023

HRzineニュース

企業SNSの投稿が就活生の選考や内定承諾に影響 就活生の約6割が企業SNSをチェック—moovy調べ

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
  • hatena

 moovyは、2026年に大学・大学院・専門学校を卒業する学生、および企業の新卒採用担当者を対象に、採用活動・就職活動におけるSNS活用に関するアンケート調査を実施した。

学生の約6割が企業SNSをチェック。Instagram、YouTube、Xが主要チャネル

 就職活動中、企業のSNSを「チェックしたことがある」は63.0%に達した。SNSは学生にとって、当たり前の情報収集手段となっていることが分かる。

 中でも、「Instagram」が40.4%、「YouTube」が36.1%、「X」が35.1%とこの3つが主要チャネルとなっており、企業側もこれらをSNS発信の基盤として設計すべきと考えられる。

[画像クリックで拡大]
[画像クリックで拡大]

SNSの投稿内容、好印象の鍵は「リアルさ」

 学生が特に好印象を抱いたSNS投稿内容は、「職場環境・オフィス紹介」が52.2%で最も多く、次いで「社員紹介(例:インタビュー、座談会)」が42.0%、「採用イベント告知」が39.9%と続いた。Z世代は「リアルな人や日常」に共感しやすい傾向があるという。

[画像クリックで拡大]
[画像クリックで拡大]

SNS投稿が選考や内定承諾にも影響、認知から意思決定まで横断的に効果

 企業のSNSを見た学生の中で、応募や選考、内定承諾などの行動に「つながった」と回答したのは68.7%に至った。また、SNSの影響を受けたタイミングは、「企業を知ったきっかけ」が55.1%、「応募検討」が49.3%と、採用プロセスの前半に多く生じている。

 しかし、認知だけにとどまらず、「選考中」が27.5%、「内定承諾の意志決定」が22.5%と選考プロセス全体にも影響が及んでおり、SNSが学生の意思決定を幅広く支援していることが明らかになった。

 一方、「行動にはつながらなかったが、印象に残ったものはある」と回答した層も9.5%存在し、コンテンツの質が成果の鍵を握ると考えられる。

[画像クリックで拡大]
[画像クリックで拡大]

約6割の学生は、企業のSNSを見てネガティブな印象を持ったことも

 ポジティブな効果がある一方で、63.7%の学生が「この会社は合わない」「印象が悪い」と感じたSNS投稿があったと回答した。理由として多かったのは「会社のことや仕事内容が伝わらなかった」が50.8%、「社員の雰囲気・文化が合わないと感じた」が34.4%。内容の薄さやイメージのブレが、SNS投稿の大きな落とし穴となっていると同社は述べる。

[画像クリックで拡大]
[画像クリックで拡大]

「企業のSNS発信を重要と捉える層」ほど、発信内容への評価は厳しい

 企業のSNS投稿に対して「ネガティブな印象を抱いたことがある」との回答について、SNS発信の重要性について「非常に重要」と考える学生層では84.2%、「まあまあ重要」と考える層でも67.3%に至っている。

 この結果から、採用活動において重要な候補ともなりうる、「SNSを通じて深く企業を知ろうとする層」ほど、内容の薄さやトーンの不一致などに敏感に反応する可能性が高いことが分かった。

[画像クリックで拡大]
[画像クリックで拡大]

企業側はYouTubeがSNS活用の主軸と回答、学生の利用SNSとは微妙なズレ

 企業側では、SNS活用の主軸として「YouTube」が62.3%で最多となり、「Instagram」が51.8%、「X」が45.5%と続いた。学生の利用実態と大きな乖離はないように見えるが、学生の主な接点は「Instagram」にあるということから、情報設計の目的や運用スタイルによって「見せ方」と「見られ方」の間に微妙なズレが生まれていることがうかがえる。

[画像クリックで拡大]
[画像クリックで拡大]

 なお、調査の概要は次のとおり。

  • 調査概要:採用活動・就職活動におけるSNS活用に関するアンケート調査
  • 調査方法:インターネット調査(ジャストシステム「Fastask」利用)
  • 調査期間:2025年6月30日〜7月6日
  • 有効回答:2026卒学生(専門学校・大学・大学院)319名、企業の新卒採用担当者 347名

【関連記事】
26卒の7月末時点の内々定率は87.8%で前年並み 就活継続中の学生は4人に1人を下回る—学情調べ
新卒採用向け「内定辞退者インタビュー・アンケートサービス」提供 辞退理由を深掘り—マンパワーグループ
就活生の約9割が「企業の採用サイトがない、またはデザイン・情報が古い」と志望度が低下—アクシス調べ

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
  • hatena
関連リンク
HRzineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

HRzine編集部(エイチアールジンヘンシュウブ)

労務管理から戦略人事、日常業務からキャリアパス、HRテクノロジーまで、人事部や人事に関わる皆様に役立つ記事(ノウハウ、事例など)やニュースを提供しています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事をシェア

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
  • hatena
HRzine
https://hrzine.jp/article/detail/6957 2025/08/07 15:00

Special Contents

AD

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

HRzine Day(エイチアールジン・デイ)は、人が活き会社が成長する人事のWebマガジン「HRzine」が主催するイベントです。毎回、人事の重要課題を1つテーマに設定し、識者やエキスパードが持つ知見・経験を、参加者のみなさんと共有しています。

2025年7月29日(火)@オンライン

イベントカレンダーを見る

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング