マイナビは、日本経済新聞社と共同で、2022年卒学生(2022年3月卒業見込みの全国大学3年生・大学院1年生)を対象とした「マイナビ・日経 2022年卒大学生就職企業人気ランキング」を実施し、文系ランキング(総合・男子・女子)と理系ランキング(総合・男子・女子)の各上位100社を発表した。調査期間は2020年12月1日~2021年3月20日で、有効回答数は4万1093名(内訳:文系男子 1万,598人、文系女子 1万7308人、理系男子 6568人、理系女子 4619人)。
なお、同社では「マイナビ大学生就職企業人気ランキング」を1978年(1979年卒)より毎年実施しており、過去の順位などは同調査を参照している。文系総合と理系総合の上位10社、および概況は以下のとおり。
文系総合では、東京海上日動火災保険が1982年(1983年卒)以来のトップ(当時:東京海上火災)となった。2位に前年16位の第一生命保険、3位に前年8位の味の素が入った。コロナの打撃を受けた旅行・航空業界の企業が軒並みランクを下げる一方、巣籠り需要の恩恵を受けた業界(食品・出版・音楽・ゲーム・スーパー)の上昇が目立った。
理系総合では、味の素が2016年(2017年卒)以来5年ぶりに首位に立った。また、2位にソニーグループ、3位がサントリーグループとなった。食品は上位20社中8社と安定した人気で、自動車関連企業の人気復活もうかがえる結果となった。
なお、文系ランキング(総合・男子・女子)と理系ランキング(総合・男子・女子)の各上位100社・本社所在地別・業種別ランキングおよび選社理由などの詳細はこちら(PDF)で確認できる。