エールは、社外人材によるオンライン1on1サービス「YeLL」において、企業の話を聴く「サポーター」の登録者数が1000人を突破したことを発表した。同社は、サポーター増加に伴い、より多くの組織や人々へ、聴く価値と可能性を届けていけるよう、まい進していくとしている。
YeLLでは、多様な複業(副業)人材であるサポーター(4月1日時点で1110名在籍)が、企業で働く人々の話をオンラインで週1回30分ずつ聴いている。利害関係のないサポーターに話をじっくり聴かれることで、各々の社員が、自分の抱える課題に自ら気づき、解決を図ることをサポート。ユーザー企業の社員とサポーターのマッチングには、性格アセスメントをベースとしたAIシステムを活用している。また、聴くことを通して見える組織状態をレポートすることで、組織内コミュニケーションの質の改善を支援している。
Yellでは、週1回30分の1on1を通して関係が深まるにつれて、社内では利害関係や相性が邪魔をして話しづらいことが自然と話せるようになっていく。気づけば自己理解が深まり、組織へのエンゲージメント向上へとつながっていく。YeLLを受けることで聴いてもらえた体験が生まれ、その体験が次なる聴きたい気持ちを生み出すという。
Yellのサポーターは、コーチングやキャリアコンサルタント国家資格などの有資格者から、企業でマネジメントに従事している人・育休産休中の女性に至るまで、属性の幅広さが特徴。自らの経験から聴くことの価値を体感した人々が、YeLLを通して聴くことで貢献し活躍している。
働き方の多様化が広がる今、複業(副業)で登録できるサポーター活動に興味・関心を持つ人が増えている。また、キャリアコンサルタントなど資格を取得しても、スキル・経験・想いを活かす場が少ない人にとって、活躍の機会を提供することにもつながっている。
サポーター数の増加ともにYeLLでのセッション数、すなわち聴かれる体験が増えてきているという。