採用管理システム「sonar ATS」は、イー・ファルコンが提供する適性検査「eF-1G(エフワン・ジー)」とのAPI連携を本格開始した。これにより、eF-1Gで受検したWeb適性検査の結果を、sonar ATS上でリアルタイムに確認・管理できるようになる。
sonar ATSとeF-1GのAPI連携は、「sonar ATS Developers」第2弾として公開したWeb検査ツール向けAPIを利用したもの。今回のAPI連携によって、応募者の受検ステータス、スコア、受検結果の確認まで、sonar ATSの管理画面上で行えるようになった。
また、応募者側も、これまで受検案内は適性検査のサービスから受け取っていたが、API連携によって、sonar ATSのマイページ内から直接適性検査を受検できるようになる[1]。これにより受検のハードルが下がり、歩留まりの向上につながる。また、あらかじめsonar ATS内で必要な設定をしておくことで、応募者が受検した後の選考判定のプロセスが効率化される。
コロナ禍におけるオンライン採用では、これまでの対面による採用活動と比べ見極めが難しくなり、候補者を知るための手段の一つとして、適性検査の需要が高まっている。 eF-1Gは測定項目が業界最多の194項目あり、診断領域が広く、欲しい人材を的確に把握できることが特徴という。今後、sonar ATS管理画面内から、API連携している各種HRサービスを購入できる「sonar store」での取り扱いも予定している。これによりsonar ATSユーザーは、sonar ATS管理画面上でeF-1Gを購入できるようになる。
注
[1]: sonar ATSで案内した各適性検査の受検用URLからアクセスすることで、応募者は各適性検査ツールへのログイン手続きを省ける。