インパクトジャパンは1月12日、チームビルディングやマネージャー研修用のオンラインプログラム「Re:Shape(リシェイプ)」をリリースする。
同プログラムは日本語と英語に対応し、全体で約3時間程度。主に約130分のゲームパートと、約50分の対話パートに分かれており、ゲームパートは、チーム間で競争する組織運営シミュレーションとなっている。ゲーム中の期末ごとに示されるデータを基に、マニュアルの整備、1on1の実施、外部環境の分析など、カードに記載された組織行動が結果にどのような影響を与えるのかを推察。業務遂行・関係性向上・変革促進の3つの要素のバランスを考えながら運営することがポイントだという。バランスを取りそこなうと、成長が鈍化したり、場合によっては赤字に転落してしまったりすることもある。
そして、ゲームを終えた後の対話パートには、振り返りと組織のこれからについて、話し合いの時間が組み込まれている。振り返りでは、ゲーム内で用いた業務遂行・関係性向上・変革促進というキーワードを足掛かりに、組織の現状をどう捉えているのかについて、メンバーの認識を共有。その後、参加者は「よりよい組織にするために」というテーマで議論を深め、必要な再形成についての課題を抽出するプログラムとなっている。
期待できる効果や概要は、以下のとおりだとしている。
節目でのチームづくり
ゲームと対話を通じて、メンバーの人となりや考え方を知ることができ、相互理解を促進。率直かつオープンに意見交換ができるようになることで、エンゲージメントの向上が期待できるという。四半期や年度末など、節目でのキックオフなどのチームビルディングで活用できる。
マネージャーの能力開発
プログラム内のゲームは、業務遂行・関係性向上・変革促進の3つの要素を踏まえるなど、組織内での効果的なリーダーシップを研究した、ニューヨーク州立大学のゲイリー・ユクル教授の理論を参考にしてデザインされているのだという。ゲームを通じて3つの要素を感覚的に理解した後に、同じ理論を基にした360度サーベイフィードバックを行うことで、マネージャーとしての強み・開発課題を明確にする機会になると述べている。
多言語対応を推進
イタリア語、韓国語、タイ語、中国語(簡体字)、ベトナム語、ポーランド語など、Re:Shapeの多言語対応を推進。2022年春からの提供を予定している。
Re:Shape概要
- 所要時間:185分
- 推奨対象:リアルチーム、マネージャー層
- 推奨人数:8名~20名程度
- 推奨環境:全体運営にはZoomを使用し、ゲームはMicrosoft edgeまたはGoogle Chromeを使用
- 価格:30万円(税抜)/回 ※8~20名。21名以上については、1万円(税抜)/名
- リリース記念割引:3月31日までの実施で、標準価格30万円(税抜)/回を、20万円(税抜)/回に
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