Great Place to Work Institute Japan(GPTWジャパン)は2月10日、2022年版 日本における「働きがいのある会社」ランキング ベスト100を発表した。
同ランキングは、ランキング参加企業にアンケート調査を実施し、その結果が一定レベルを超えた会社を「働きがいのある会社」として世界約60ヵ国で発表。アンケート項目と評価基準は、グローバルで共通となっている。なお、日本では従業員規模により、大規模部門(1000人以上)、中規模部門(100~999人)、小規模部門(25~99人)の3カテゴリーに分けて発表している。
調査は、GPTWが提唱する「全員型『働きがいのある会社』モデル」に基づいた、以下2種類のアンケートで構成されている。
- 働く人へのアンケート:選択式設問(60問)/自由記述式設問(2問)/属性・認識を問う設問(8問)に、働く人が無記名で回答
- 会社へのアンケート:企業文化や会社方針、人事施策(採用、経営層からの意見浸透、従業員からの意見聴取、人材育成、ダイバーシティ、ワークライフバランス、社会・地域貢献活動など)の具体的な取り組み内容を会社として回答
各部門(従業員規模別)の第1位~第10位は以下のとおりとなっている。
※順位横()内は選出回数
大規模部門(1000人以上)
- 1位(8)セールスフォース・ジャパン(情報通信業)
- 2位(5)シスコシステムズ(情報通信業)
- 3位(6)レバレジーズグループ(サービス業(他に分類されないもの))
- 4位(14)ディスコ(製造業)
- 5位(13)アメリカン・エキスプレス(金融業,保険業)
- 6位(10)プルデンシャル生命保険(金融業,保険業)
- 7位(10)DHLジャパン(運輸業,郵便業)
- 8位(16)モルガン・スタンレー(金融業,保険業)
- 9位(6)アクセンチュア(学術研究,専門・技術サービス業)
- 10位(11)セプテーニグループ(情報通信業)
中規模部門(100~999人)
- 1位(8)コンカー(サービス業〈他に分類されないもの〉)
- 2位(6)CKサンエツ(製造業)
- 3位(5)キュービック(情報通信業)
- 4位(1)日本ケイデンス・デザイン・システムズ(情報通信業)
- 5位(7)アチーブメント(学術研究,専門・技術サービス業)
- 6位(5) iYell(情報通信業)
- 7位(8)freee(情報通信業)
- 8位(7)ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ(学術研究,専門・技術サービス業)
- 9位(10)FCE Holdings(サービス業〈他に分類されないもの〉)
- 10位(8)ナイル(情報通信業)
小規模部門(25~99人)
- 1位(4)あつまる(情報通信業)
- 2位(3)現場サポート(情報通信業)
- 3位(1) HubSpot Japan(情報通信業)
- 4位(5)バーテック(製造業)
- 5位(1)アイグッズ(卸売業,小売業)
- 6位(3)E・GROUP(不動産業,物品賃貸業)
- 7位(4)アンジェラックス(生活関連サービス業,娯楽業)
- 8位(2)湘南ゼミナールオーシャン(教育,学習支援業)
- 9位(2)ウィローズグループ(不動産業,物品賃貸業)
- 10位(5)新経営サービス(学術研究,専門・技術サービス業)
同ランキングの詳細(10位以下のランキング)は、同社の専用サイトで確認できる。
また、同社は今回の調査から見えてきた最新の働きがいの状況について、データや事例とともに紹介するホワイトペーパーを自社HPにて公開中。無料でダウンロードできる。