武田薬品工業は、仕事と育児、介護や家族の病気を両立した多様な働き方を自分事として体験できるアプリケーション「Someone’s Day」を開発した。同アプリケーションは、ジャパンファーマビジネスユニット(JPBU)および日本オンコロジー事業部(JOBU)従業員向けに開発したもので、多様な働き方の認知、自身の働き方の見直し、生産性の向上をサポートするという。
また同社は、同アプリケーションを用いた体験型プログラム「Someone’s Dayプログラム」を実施。従業員が、日常的に業務を行っているチーム単位で参加する。同プログラムでは、業務中に育児・介護・家族の病気に関連した突発的な出来事に対し、実際に業務を中断して帰宅するなどのイベントを約2週間にわたり体験。プログラム開始前後に参加者間でのディスカッションを通じて、今後のよりよい働き方を検討し、職場における多様性、公平性、包括性(DE&I)の実践を職場内でさらに推進していくという。
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