リーディングマークは、各社インターンシップ選考に合わせて、「2024年卒夏期速報版/就職人気企業ランキング」を調査し、上位100社のランキングを発表した。
調査の概要は以下のとおり。
- 調査対象:2024年卒予定の、東京大学、一橋大学、東京工業大学、早稲田大学、慶應義塾大学、京都大学、大阪大学、神戸大学、北海道大学、東北大学、名古屋大学、九州大学の大学生、大学院生
- 調査期間:2022年5月15日~6月27日
- 調査方法:弊社主催の合同説明会、または弊社会員へのWebアンケートにより回収
- 有効回答:1408名(文系49.1%、理系50.9%/男性68.9%、女性31.1%)
調査の結果については、同社は以下のように述べている。
23卒に引き続き、24卒も夏期段階から、総合商社の人気は好調。デジタル化の中での社会的注目や勤務地・待遇など制度面での柔軟性の高さなどを背景に、IT・通信・コンサル業界の人気に拍車がかかる結果となった。一方で、コロナ禍などの影響が継続してか、食品・消費財・不動産業界の人気は低下傾向がみられた。
順位の変動(昨年の夏期調査との比較)
コンサル・通信・IT業界は昨年来からの傾向が継続し、順位上昇。例えば、PwCコンサルティング(13位→7位)、Google(46位→32位)、ヤフー(150位→83位)、NTT東日本(150位→88位)など。デジタル化による社会的注目の高まりや、報酬・待遇・勤務地などの制度面で柔軟性ある制度をとっている会社が多いことなどが要因として考えられる。
食品・消費財業界は一部企業を除き人気の低下傾向がみられる。例えば、サントリーホールディングス(6位→10位)、味の素(11位→19位)、ネスレ日本(26位→60位)、日清食品グループ(57位→67位)など。コロナ禍や物価高騰に伴うリスクが影響している可能性がある。一方で、P&Gジャパン(8位→8位)など順位を維持している企業もあった。
不動産業界も一部企業を除き人気の低下傾向がみられた。例えば、三菱地所(4位→15位)、三井不動産(7位→20位)、森ビル(26位→74位)、NTT都市開発(38位→56位)、東急不動産(39位→74位)、野村不動産(44位→88位)など。一方で、昨年の100位ランク外企業では、東京建物(136位→88位)、三井不動産レジデンシャル(354位→176位)など順位上昇の傾向がみられた。
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