森永乳業は、10月1日から開始する出生時育児休業（産後パパ育休）を同社独自の育児支援として100％有給とすると発表した。
同社は、2030年度までに男性育児休業取得率100％達成を目標に掲げ、これまでも、育児支援の一環として、配偶者出産休暇などの制度を導入してきた。今回、出生時育児休業（産後パパ育休）の制度では、出生時育児休業給付金として給与の約67％が支給されるところ、同社は100％有給として導入した。
導入の狙いは以下のとおり。
- 出生時育児休業を100％有給とすることで、安心して育児休業を取得しやすくすること
- 性別にかかわらず、育児休業を取得する従業員が増えることで、業務効率や属人化を見直す機会となり、誰もが休みやすく、また働きやすい環境を整えること
- 様々なライフプランを持った人材が働きやすい環境を整えることで、多様な価値観を尊重する組織風土の醸成を図ること
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