沖電気工業(OKI)は、10月1日より、産後8週間以内の子どもを養育する同社グループ社員を対象に、当該期間に最大25日(営業日)の有給休暇を取得できる制度「Baby8(べびはち)休暇」を導入した。
同社は、男性育児休暇の取得を加速させるため、育児目的で1日単位での有給休暇が取得できる同制度を導入。法定の産後パパ育休(無給)とは異なり、収入面での不安を払拭できる制度にすることで、積極的な育児参画を促していくという。
また、同社では多様な人材が互いの違いを尊重し、全ての社員が働きやすく能力を発揮できる職場の実現を目指して、ダイバーシティ&インクルージョンを推進。各種働き方関連制度の整備に取り組んでいる。その一環である同制度を活用し、社員一人ひとりが自身の状況に合った形で育児休職・休暇が取得できる状態を目指すとしている。
【関連記事】
・法人の約5割が男性育休取得率5%以下、一方で2割超が取得率20%を上回り二極化―WHI調べ
・男性の家事・育児力全国ランキング1位は高知県、男性の育休取得率は17.2%で前年比5ポイント増―積水ハウス調べ
・男性育休取得率100%など、「父親も当たり前に育児をする社会」の実現に向けたナレッジを公開―ピジョン