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新卒採用者の学歴別初任給制廃止を2017年4月入社の新入社員から導入―セキュリティ企業のラックが発表

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2017/03/21 15:20

 情報セキュリティ企業のラックは、新規卒業者採用(以下、新卒採用)において学歴による画一的な「学歴別初任給制」を廃止し、業務能力や専門能力に応じた「技能経験考慮型初任給制」を採用することを発表した。これにより、優秀な人材の獲得と、新卒採用者が業務の最前線で活躍するまでの期間の短縮を目指すという。

 ラックは、「技能経験考型初任給制」を導入する背景に、情報セキュリティ人材の不足があることを挙げる。現在情報セキュリティ人材は焼く28万人が就業しているが、その一方で不足数は約13万人と試算されており、この不足数は2020年までにに約20万人に拡大すると予測されているという[1]。この現状への対策として人材採用を強化し、成長できる企業を目指すために、「学歴別初任給制」の廃止に至った。

 ラックが導入する「技能経験考型初任給制」は、現行の大学卒業者の初任給を基準に定額とし、これに加えて各人が保持する義務能力や専門能力に応じて、初任給額を増額するというもの。義務能力や専門能力保持者とは、以下のような能力を有する者を指すという。

  • IT競技会などでの成績優秀者
  • 高度情報処理技術者資格保有者
  • スポーツ大会などでめざましい成果を残し、優秀なチームを率いたリーダー
  • 日本国内での活動にとらわれない取り組みを行われたグローバル人材

 なお、この制度は、2017年4月1日入社の新入社員から適用される。

[1]: 経済産業省2016年6月公表:「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果を取りまとめました」より

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2017/03/21 15:20 /article/detail/459
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