SmartHRは、同社が運営するクラウド人事労務ソフト「SmartHR」において、人員配置の検討が行える「配置シミュレーション」機能を、2月14日より提供開始する。
配置シミュレーションでは、SmartHRに蓄積された従業員データを活用することで、従業員の詳細なプロフィールや兼務・休職などの事実に基づいた人員配置検討が行える。これにより、従業員一人ひとりの経歴や勤務状況を活かし、人事異動の効果を最大化させるという。
機能の特徴は以下のとおり。
人員配置プロジェクトの作成
部署ごとに複数の人員配置プロジェクトの作成が可能。採用されなかった配置の検討結果(人員配置プロジェクト)を保持でき、新規部署の設立、既存部署の廃止が行える。
従業員の詳細なプロフィールを表示
選択した従業員の所属情報、在籍情報、契約情報、家族の有無や居住地などの個人情報を一覧で表示できる。また、兼務・休職状況が分かるアイコンが従業員の顔写真上に表示される。
使いやすい操作画面
人員配置プロジェクトに表示する部署をフィルターで選択可能。従業員を検索して部署に追加でき、人員配置プロジェクトの中で従業員の顔写真をドラッグアンドドロップさせながらシミュレーションできる。
なお、同機能は、SmartHRの「HRストラテジープラン」「人材マネジメントプラン」を利用している企業のほか、SmartHRを利用しているすべての企業が、オプション機能として利用できる。
配置シミュレーションは今後、機能の拡充や改善など、複数のアップデートを予定しているという。
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