バレットグループは、睡眠不足や睡眠の質に悩みを抱える従業員を対象に、睡眠の質を向上させる取り組みを始めた。
厚生労働省のデータによると、日本人の5人に1人は睡眠時に何らかの障害を抱えているとされており、睡眠時間が不足しているだけでなく、質や内容にも問題があると考えられている。同社は、この課題に対して会社として取り組み、社員の健康増進に向き合うとともに、パフォーマンスの向上に取り組んでいくという。
具体的には、週に3日以上1日の睡眠時間が6時間以下、もしくは連続して4時間の睡眠がとれずに睡眠不足や疲労感がある従業員に対し、睡眠時無呼吸症候群の確認ができる簡易睡眠時無呼吸検査(SAS検査)を実施。また、睡眠の質(眠りの深さ)を高めて起床時の疲労感を和らげるカルビーの機能性表示食品「にゅ~みん」を無償で提供する。加えて、全従業員を対象に睡眠改善に関する情報配信を定期的に行うという。
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