ネットオンは、同社が提供する「採用係長」の登録ユーザーである中小企業の人事・採用担当者を対象に、面接に関するアンケート調査を実施した。
調査の概要は次のとおり。
<調査概要>
- 調査期間:2023年4月1日~6月18日
- 調査方法:インターネット調査
- 調査対象:「採用係長」利用事業所の人事・労務担当者
- 有効回答数:205名
約7割の企業が評価シートやチェックシートを利用していない
面接時において、面接内容を記録する手段について質問したところ、「ノートやメモ用紙など紙とペン」は約6割、「PCやスマホ、タブレットなどの端末」と回答した人は約3割であった。「両方(端末と紙の両方を使って記録している)」の回答を含めると、紙とペンを使って記録している事業所は72.6%いることが分かる。
また、評価シートやチェックシートの利用の有無に関する質問では、「いいえ(利用していない)」が68.8%となった。
なお、面接官が複数名いる企業では、43.3%が「評価にバラつきがある」と回答したといい、多くの企業において、面接内容を客観的に評価するための仕組み化が必要であると同社は述べている。
調査結果の詳細は採用アカデミーで確認できる。
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