ワンキャリアは、2025年卒業予定の学生を対象に「就職活動に関するアンケート」を実施した。
インターンシップの形式は約半数が「完全対面」を希望
「インターンシップ情報はどこから収集していますか?」という質問では、「就活ナビサイト」が最も多く74%であった。次いで、「オンライン合同説明会」(42%)、「企業の採用ホームページ」(39%)が続いた。「友達の話」(16%)、「先輩の話」(12%)と回答する学生もいたことから、オンラインの情報をうまく活用しながらも、学生間での情報交換も活発に行っていることがうかがえる。
また、参加したいインターンシップの形式を質問したところ、48%が「完全対面を希望する」と回答した。理由としては「社風を肌で感じられる」「実際の職場を見学したい」と職場のリアルを知りたいというコメントが多かったという。
秋以降のインターンシップは全体の97%が「参加したい」と回答
秋・冬のインターンシップの参加意向について質問したところ、全体の97%が「参加したい」と回答した。
また、「秋・冬インターンに期待すること」の質問には「本選考への優遇を獲得すること」という回答が全体の65%と最も多く、本選考へのメリットを見越して秋・冬インターンシップへの参加を考えていることが分かる。
ChatGPTの活用は「ES作成」で「添削校正のため」が最多
「就職活動にChatGPTを活用したことがありますか?」という質問に対し、28%の学生が「すでに活用している」と回答した。また、「活用していないが、これから活用したい」の38%と合わせて、全体の66%が活用しているもしくは活用の意向があることが分かった。
なお、「ChatGPTをすでに活用している」と回答した学生に活用方法について尋ねたところ、「ES作成」が91%と最も多く、次いで「自己分析」が30%続いた。具体的な活用シーンは、「添削校正のために使用した」が57%で最多であった。
なお、同調査の概要は次のとおり。
- 調査名:【25卒】就職活動に関するアンケート
- 調査期間:2023年7月10日~13日
- 調査機関(調査主体):株式会社ワンキャリア
- 調査対象:2025年卒の大学生
- 調査方法:インターネットを利用したアンケート調査
- 有効回答数:378
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