ウォンテッドリーは、自己診断ツール「Wantedly Assessment(ウォンテッドリー アセスメント)」を12月6日に発表した。同ツールはシリーズでの展開を計画しており、同日には第1弾として、個人が保有するスキルの種類や希少性を可視化する「スキル診断」をリリースした。
スキル診断はWantedlyの個人ページ上で行う。「仕事で使えるプログラミング言語」といった質問に回答し終えると、自分が保有するスキルが一覧となって表示される。併せて、保有スキルの希少性も確認できる。スキルの希少性は、診断実施者と同年代・同職種のWantedlyユーザーとの診断結果の比較によって算出されるという。診断は無料で、何度でも行える。
ウォンテッドリーはスキル診断について、リリース後1年で10万人の利用を目指す。また、2024年春頃をめどに、Wantedly Assessmentシリーズの機能拡充を図るほか、今回リリースしたスキル診断のアップデートも行っていく。
なお、今回スキル診断をリリースした背景について、同社 代表取締役 仲暁子氏は「ウォンテッドリーはミッションとして『究極の適材適所により、シゴトでココロオドルひとをふやす』を掲げている。Wantedlyを利用する4万社・400万ユーザーが運命の赤い糸で結ばれる(1対1で適材適所のマッチングが行われる)ためには、まずユーザー1人ひとりが自分のことをよく知る機会が重要だと考えた」と明かした。
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