学情は、2025年3月卒業予定の大学生・大学院生を対象に、「面接」についてインターネットアンケートを実施した。
面接でアピールしたいことは「学生時代に力を入れたこと」が最多
面接でアピールしたいことは、「学生時代に力を入れたこと」が53.8%で最多であった。次いで、「アルバイトの経験」(44.6%)、「高校時代に力を入れていたこと」(22.9%)が続く。
コメントでは、「サークルやゼミのリーダー経験をアピールしたい」「仕事はチームワークが大切だと思うので、サークルやアルバイトなど多くの人と一緒に何かをした経験を話したい」「留学で異文化に触れ、価値観が変わった」「留学で将来やりたいことが見つかった。留学での経験は自信をもって話せる」「アルバイトも、高校の部活も、同じものを続けてきた。継続力をアピールしたい」といった声が寄せられた。
逆質問で聞きたいことは「働く環境に関すること」が最多
逆質問(学生から企業への質問)で聞きたいことは、「働く環境に関すること」が57.1%で最多となった。次いで、「どのような社員が活躍しているか」(41.4%)、「新入社員・若手社員に期待すること」(37.8%)、「福利厚生に関すること」(34.3%)、「会社が目指す方向性」(34.0%)が続く。
「ライフステージが変わっても働けるか確かめたい」「社風や求める人物像について知りたい」「会社の方向性と、自身が目指すものが合致するかを知りたい」といったコメントが寄せられた。逆質問を通じて、「長く働ける環境か」「自身が活躍できそうか」「キャリアプランと合致するか」などを確かめたいという意向がうかがえる。
なお、同調査の概要は次のとおり。
- 調査期間:2023年12月18日~2024年1月10日
- 調査機関:株式会社学情
- 調査対象:「あさがくナビ2025」へのサイト来訪者
- 有効回答数:715件
- 調査方法:Web上でのアンケート調査
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