学情は、2025年3月卒業予定の大学生・大学院生を対象に、「面接の参加形式」についてインターネットアンケートを実施した。
説明会は「リアル」での開催を希望する学生が4割以上
まず、説明会で希望する参加形式を聞いたところ、「リアル」と回答した学生が26.6%であった。「どちらかと言えばリアル」の18.0%を合わせると、4割以上の学生が「リアル」で参加したいと回答している。なお、「オンライン」「どちらかと言えばオンライン」の回答は22.8%であった。
コメントでは、「志望度の高い企業は、リアルで参加したい」「社員との座談会がある説明会は、リアルで参加したい」「オンラインは気軽に参加できるので、オンラインとリアルを組み合わせながら情報収集をしたい」などの声が寄せられた。
一次面接は「リアル」での参加希望は約4割、「オンライン」は約3割
一次面接で希望する参加形式について、「リアル」と回答した学生は29.5%、「どちらかと言えばリアル」は14.8%であった。また、「オンライン」「どちらかと言えばオンライン」の回答は28.2%で、説明会の回答結果と比べると増加している。
「リアルのほうが熱意をアピールできると思う」「一次面接からリアルで参加したほうが、最終面接で緊張しないと思う」「一次面接は参加する企業数が多いので、オンラインも活用したい」といったコメントが寄せられた。
最終面接は「リアル」希望が7割以上
最終面接で希望する参加形式は、「リアル」と回答した学生が54.8%となった。「どちらかと言えばリアル」の15.9%を合わせると、7割以上の学生が「リアル」で参加したいと回答している。また、「オンライン」「どちらかと言えばオンライン」の回答は9.5%で、1割未満となった。
「最終面接では、直接想いを伝えたい」「最終面接は役員の方とお会いできる機会なので、直接お話したい」「リアルで人柄や雰囲気も知ってもらった上で、選考の合否を出してもらいたい」といった声があった。
なお、同調査の概要は次のとおり。
- 調査期間:2023年12月18日~2024年1月10日
- 調査機関:株式会社学情
- 調査対象:「あさがくナビ2025」へのサイト来訪者
- 有効回答数:715件
- 調査方法:Web上でのアンケート調査
【関連記事】
・AIを採用に利用している企業は約3割 面接の日時調整や候補者の適性分析などで—ヘイズ・ジャパン調べ
・25卒が面接の逆質問で聞きたいことは「働く環境」が最多 次点は「活躍している社員」について—学情調べ
・対話型AI面接サービスSHaiNに評価AIを搭載した新プランを追加—タレントアンドアセスメント