学情は、2026年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、インターネットアンケートを実施。今回は、「キャリア形成」について調査した。
キャリアは「自身で主体的に選択したい」の回答が7割に迫る
キャリア形成について、「自身で主体的に選択したい」と回答した学生が34.1%に上った。「どちらかと言えば自身で主体的に選択したい」の33.4%を合わせると、約7割の学生が「キャリアは自身で選択したい」としている。また、「就職する企業に委ねたい」「どちらかと言えば就職する企業に委ねたい」の回答は15.1%。コメントでは、「自分で選択したほうが、納得感や責任を持てると思う」「自身のやりたいことを実現したい」「転職することが当たり前になっているので、自身でどのような経験やスキルを得たいか考えるべきだと思う」といった声が寄せられた。
8割以上の学生が、「ジョブ型」採用に興味
「ジョブ型」採用について、「興味がある」と回答した学生が49.2%であった。「どちらかと言えば興味がある」の32.8%を合わせると、8割以上の学生が、「ジョブ型」採用に興味をもっていることが分かる。
「仕事内容が明確なほうが、ミスマッチが少ないと思う」「経験できる仕事内容が明確なほうが、キャリア形成をしやすいと思う」「自分の能力や適性を活かせる仕事をしたい」などの声が寄せられたという。
調査概要
- 調査期間:2024年4月5日~4月11日
- 調査機関:学情
- 調査対象:「あさがくナビ2026」へのサイト来訪者
- 有効回答数:305件
- 調査方法:Web上でのアンケート調査
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