3つの時間軸で採用活動を振り返る
オーソドックスな採用活動の振り返りの時間軸には、主に以下3つがあります。
- 中期:入社年度の採用活動全体の振り返り
- 短期:活動ごとの小単位の振り返り
- 長期:入社数年後の振り返り
ここではそれぞれの目的や、どのようなケースで適用するかなどについて紹介していきます。
1. 中期:入社年度の採用活動全体の振り返り
当年度の採用活動を振り返り、次年度の活動計画につなげるという意味で、採用リーダーや採用責任者が意識しておきたい観点です。
また、入社年度の活動の振り返りは、①・②の目的によって分けられます。
- 入社年度の採用活動の総括
- 次年度の採用計画の立案
以前なら、①の振り返りを行っていれば次年度の採用活動計画の間に反映することができましたが、インターンシップの重要性が増すにつれ、②の重要性が高まっています。特に2025年度卒以降は、夏インターンシップやその広報期間に間に合うように、採用活動の計画を前倒しで行う傾向が強まっていたようです。
1-① 入社年度の採用活動の総括
初めて採用担当になった人や未経験者が最もイメージしやすいものです。対象年度の採用活動が終了したタイミングで、良かった点・改善点を振り返ります。
実施時期 | 入社年度の採用活動が9割程度終了した時点 |
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目的 | 総合して活動の良かった点・改善点を明らかにするため
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振り返り内容 | 例)
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1-② 次年度の採用計画の立案
次年度の採用活動の計画を立てるための振り返りです。①との違いは、対象年度の採用活動(特に夏インターンシップ)が終了する前に間に合うように行うことです。
実施時期 | 夏インターンシップ前・当年度の採用活動が終了する前 |
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目的 |
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振り返り内容 | 例)
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