jinjerは、人事担当者を対象に、「バックオフィス領域におけるペーパーレス化に関する実態調査」を実施した。
8割の企業が、バックオフィス領域のクラウドシステムを利用している
社内で利用しているバックオフィス領域のクラウドシステムについて質問したところ、約8割の企業が「クラウドシステムを利用している」と回答した。一方、「クラウドシステムを利用していない」は22.5%にとどまった。
ペーパーレス化している書類、1位は「給与などの明細・源泉徴収票」
クラウド型人事労務システムにより、ペーパーレス化している書類について質問したところ、「給与などの明細・源泉徴収票」が57.7%と最も多く、次いで「人事異動などの辞令・給与改定通知」が52.2%、「雇用契約書・労働条件通知書」が40.6%と続いた。
システムから従業員へ通知しているもの、「人事発令の公開」が最多
クラウド型人事労務システムから従業員へ通知しているものを質問したところ、「人事発令の公開」が49.5%で最多となり、次いで「社内規則の変更」が43.3%、「イベント(健康診断や評価など)のお知らせ」が41.0%という結果となった。
なお、調査の概要は次のとおり。
- 調査概要:バックオフィス領域におけるペーパーレス化に関する実態調査
- 調査方法:インターネット調査
- 調査期間:2024年6月14日~18日
- 調査対象:人事担当者360名
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