リーディングマークは、同社が運営するミキワメにて、「2026卒 旧帝大・早慶 新卒就職人気企業 夏期ランキング」を発表した。
旧帝大・早慶26卒に人気の企業ランキング、1位は三菱商事
昨年調査に続き、三菱商事が1位を維持した。5大商社がトップ5を独占し、丸紅は4位(昨年8位)と人気好調で、住友商事は5位(昨年4位)と順位が逆転している。
コンサル業界も人気好調で、野村総合研究所が8位(昨年6位)と人気をキープ。PwCコンサルティングは12位(昨年25位)、アクセンチュアは14位(昨年23位)と順位が大幅に上がった。
IT業界は大きくシェアを伸ばしており、NTTデータは16位(昨年22位)、富士通は49位(昨年78位)という結果となった。
キャリアゴールと企業の魅力要因
キャリアゴールとして「ワークライフバランス」を挙げる学生の割合は、昨年度に比べ減少はしているものの、最も重視されている項目であることに変化はなかった。
また、企業選択で重視する項目は、1位は昨年と変わらず「将来的な高所得の見通し」であるものの、2位は「魅力的またはおもしろい製品サービス」(昨年3位)となった。
30歳時の期待年収について、平均は930万円と昨年の865万円から大幅に増加した。1000万円以上を求めている学生は41.4%という結果となった。
なお、調査の概要は次のとおり。
「2026年卒 就職人気企業ランキング(5月~7月)」調査概要
- 調査対象:26卒予定の、東京大学、慶應義塾大学、早稲田大学、東京工業大学、一橋大学、京都大学、大阪大学、神戸大学、北海道大学、東北大学、名古屋大学、九州大学の計12大学の大学生もしくは大学院生
- 調査期間:2024年5月11日~7月2日
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調査方法:同社主催の合同説明会、または同社会員へのWebアンケートにより回収
- 選社企業は、同社にてリストアップした約400社、または自由記述により学生1人につき第1志望企業群(5社まで)を選定
- 人気ランキングは、第1志望企業群に選ばれた企業の得票数が多いものをランキング化
- 業界人気ランキングは、第1志望企業群に選ばれた企業が分類される業界の得票数が多い業界をランキング化
- 有効回答:1741名(文系43.6%、理系55.9%、その他0.5%/男性71.6%、女性28.4%)
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