学情は、20代の仕事観や働く意識をひも解くために、「副業」についてアンケート調査を実施した。
20代の約7割が、勤務先で認められていたら「副業したい」
副業の実施意向について、勤務先で認められていたら、「副業したい」が35.6%、「どちらかと言えば副業したい」が30.6%と、合わせて約7割の20代が副業を希望していることが分かった。「本業のほかにもう1つ収入源があると、安心できる」「自分でお金を稼ぐ力を身につけたい」「本業以外でもスキルアップの機会を得たい」「新しい仕事に挑戦し、自分の可能性を探りたい」といった声が寄せられた。
一方、「本業でしっかりと稼げる状態が理想」「プライベートの時間を削って副業をしたいとは思わない」「今は本業の仕事に専念したい」という声もあった。
転職活動において、副業可能な企業は「志望度が上がる」は約6割
転職活動において、副業可能な企業は「志望度が上がる」が27.4%、「どちらかと言えば志望度が上がる」が31.6%で、合わせて約6割が志望度が上がると回答した。「将来、副業をしたいと考えているため」「重要事項ではないものの、選択肢があるとうれしい」「副業可の会社は、自由な社風という印象を受ける」といった声が寄せられた。
なお、調査の概要は次のとおり。
- 調査期間:2024年6月17日~30日
- 調査機関:学情
- 調査対象: 20代社会人(「Re就活」、「20代の働き方研究所」のサイト来訪者)
- 有効回答数:405件
- 調査方法:Web上でのアンケート調査
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