マイナビは、26卒予定の全国大学生・大学院生を対象に実施した、「マイナビ 2026年卒 大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(7月)」の結果を発表した。
7月単月のインターンシップ・仕事体験参加率は37.1%
7月単月のインターンシップ・仕事体験参加率は37.1%となり、前月比で14.8ポイント増加した。また、オープンカンパニー・企業主催の教育プログラムの参加率は単月で55.6%(前月比12.7ポイント増)、累計で64.7%(前月比18.8ポイント増)となった。
夏季休暇中にやりたいことは「インターンシップ・仕事体験への参加」
大学の夏季休暇中に特に時間を取りたいと思っているものを聞いたところ、「インターンシップ・仕事体験への参加」(73.0%)が最も多く、「アルバイト」(60.9%)が続いた。
どのような方針で活動するか聞くと、「期間が短い(半日・1日)就業体験のあるプログラムを中心に参加していきたい」(24.3%)が最多、次いで「期間が短い(2~3日程度)就業体験のあるプログラムを中心に参加していきたい」(19.1%)となり、約4割の学生が短期間の就業体験のあるプログラムに参加希望であることが分かった。
また、8月中にキャリア形成活動(インターンシップ・仕事体験など)に合計何日間参加する予定か聞いたところ、1〜5日間が最多で55.6%となった。8月は比較的少ない日数の参加を予定している学生が多く、短期間で効率的に企業の雰囲気や業務内容を体験できるプログラムに参加する傾向があり、夏季休暇を有効活用していきたいようだ。
理想の就職活動スタイルは「就活を早く始めて、じっくり決めたい」
理想の就職活動スタイルは「就職活動を早く始めて、就職先をじっくり決めたい(早型・長期)」が54.4%で最多となった。
その理由を自由回答で聞くと、「自分の将来に関することは、じっくり決めて後悔のないようにしたいから」「早く始めたほうが精神的にゆとりを持ち、落ち着いて就職活動できると考えたため」などの声が寄せられた。
なお、調査の概要は次のとおり。
- 調査期間:2024年7月20日~31日
- 調査方法:マイナビ2026の会員に対するWebアンケート
- 調査対象:2026年3月卒業見込みの全国大学生、大学院生
- 調査機関:同社調べ
- 有効回答数:2202人(文系男子337人、理系男子518人、文系女子838人、理系女子509人)
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