リクルートは、2027年4月以降に就職予定の学生(大学院・大学・短大・高専・専門学校生・外国人留学生)および既卒生を対象に、新たに開発した就職活動準備サイト「リクナビ」を正式リリースした。
同サービスは、企業にとって、学生が学んできたことや興味・関心と仕事が接続できるよう、従来よりも職種別・コース別求人といった選択肢を増やし、仕事に必要な能力・スキルや将来のキャリアパスを具体的に示すことなどを重視。β版をリリースして約4ヵ月間、利用学生・利用企業からのフィードバックを基に実装機能の開発や改善などを行い、正式リリースに至ったという。
同サービスに、搭載が予定されている機能は次のとおり。
- マッチポイント機能(今春搭載予定):企業は「求める人物が持つ志向性」を、学生は「自分の志向性」をそれぞれ登録し、共通点(マッチポイント)を表示する機能。学生側は、どのようなインターンシップ、オープンカンパニー&キャリア教育などのコースとマッチしやすいのか分かり、検討を進める際の参考になるという
- スカウトメール機能(今春搭載予定):学生の登録情報やリクナビ上の行動履歴に基づき、企業が興味をもった学生にスカウトメールを送信する機能
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ATS(採用管理システム)との連携(順次連携予定):利用企業は「Airワーク 採用管理」を使って掲載情報の作成や応募管理が可能。リクナビ上で応募のあった学生の応募者情報を、各企業が使用しているATSへ自動連携できるという
- 連携予定のATS(五十音順):i-web、e2R PRO、採用一括かんりくん、JobSuite、sonar ATS、Talentio、MOCHICA
なお、同サービスは、Indeedのシステムを活用しながら、今後も機能の開発などを行っていくとしている。
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