Lifedgeが提供する「スマート就活」は、内定・内々定を得て就職活動を終えた25卒予定の大学生・大学院生を対象に「就活生の活動実態」に関する調査を実施した。
最初に内定・内々定を取得した時期は「2024年4~6月」が最多
就職活動で最初に内定(内々定)を取得した時期を質問したところ、最も多かった回答は「2024年4~6月」で29.4%、次いで「2024年1~3月」が27.3%、「2024年7~9月」が22.4%と続いた。最も多い「2024年4〜6月」は、約3割に及ぶことが分かった。
就職活動の期間は「半年以内」が5割以上
就職活動の期間はどのくらいだったか聞いたところ、1位が「4〜6ヵ月」で27.9%、2位が「2〜3ヵ月」で25.1%と、半数以上が就職活動を半年以内に終えていることが明らかになった。
内定を得た企業の数で最も多いのは「1社」
就職活動で何社から内定(内々定)を取得したか質問すると、1位が「1社」で39.7%、2位が「2社」で24.2%、3位が「3社」で20.3%と続いた。最も多い「1社」と回答した学生は、約4割に及ぶことが判明した。
半数以上が、1社目に内定(内々定)を取得した企業の内定を承諾
また、内定承諾した企業は、何社目に内定(内々定)を取得した企業かを聞くと、1位が「1社目」で53.7%、2位が「2社目」で22.1%、3位が「3社目」で13.6%という結果になった。すでに内定(内々定)を得て就職活動を終えた学生の半数以上が、1社目に内定(内々定)を取得した企業の内定を承諾していることが分かった。
6割以上が「第1志望の企業」の内定を承諾している
内定承諾した企業の志望順位を問う設問では、1位が「第1志望」で61.8%、2位が「特に順位は決めていなかった」で15.2%、3位が「第2志望」で14.2%と続いた。
最終的に就職先を決めたポイントは「給与や福利厚生の充実度」
最終的に就職先を決めたポイントは何だったかを聞くと、「給与や福利厚生の充実度」が57.6%で最も多く、次いで「事業や業務内容」が48.2%、「勤務地や転勤の有無」が43.9%と続いた。「待遇」や「事業や業務内容といった仕事の中身」および「働く場所」がポイントとして上位に並ぶ結果となった。
なお、調査の概要は次のとおり。
- 調査期間:2024年11月12~14日
- 調査方法:インターネット調査
- 調査対象:企業からの内定(内々定)を受け取り、就職活動を終了した2025年卒業予定の学生(大学生・大学院生)
- 調査人数:330名
- モニター提供元:RCリサーチデータ
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